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英国王のスピーチ

ドラマ

いきなりですが、この映画のお供は、フルーツケーキと紅茶です。
イギリス式のティータイムを過ごしながら見ちゃいましょう。

なぜかといえば、今回の映画はそう、「英国王のスピーチ」なものですから。

アルバート(コリン・ファース)には悩みがあった。
彼は後の英国王 ジョージ6世(2014年現在のエリザベス女王のお父様にあたる方ですね)。
悩みの理由(わけ)は、彼が吃音症であったため。
厳格な父 ジョージ5世のもと育てられたアルバートにとって、それはとても深刻な悩みだった。

どんな医者に見せても改善されない彼の症状。
妻(ヘレナ・ボナム=カーター)が探し出したのは、変わった診療法を実践しているというオーストラリア人のライオネル(ジェフリー・ラッシュ)。
相手が王子と知っても、対等な関係で臨むライオネルとアルバートの二人三脚が始まった。

時の英国王となった彼は、吃音症を克服し、聴衆の前でスピーチを成功することが出来るのか……。

アルバートとライオネル、アルバートの妻 エリザベスも加えての吃音症克服のためのさまざまなトライが
ユーモラスに描かれ、二人の関係に少しずつ変化が見えるさまがいいのです。
彼らの間には、じわじわと大人の友情が芽生えていくのです。

だからフルーツケーキは、たっぷりラム酒がきいた大人の味をセレクトしましょう。
初めは薄めに切って、少しずついただきませんか?

レーズンやチェリーやアーモンドが、口の中でぶつかって香りが鼻に抜ける感じを
味わいながら、しっかり蒸らしてから注いだ紅茶をいただく感じ。う~ん♪

さっきは薄めに切ったから、次は少し厚めに切り足して、
もぐもぐっとしながら食べてもいいですよ。う~ん♪

アルバートとライオネル、アルバートと妻エリザベスとの関係はもちろん素敵なのですが、
アルバートと娘 エリザベスとマーガレットのシーンも微笑ましいですよ~。
「あー、この娘が、後のエリザベスなのよねぇ」なんて、イギリス国民気分で感慨深げに見てしまったりして。

さあさあ、前置きはこれくらいにして、そろそろ、お茶とケーキの時間にしませんか。
(Kuri)

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