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ワーキング・ガール

ドラマ

映画が始まって数分もたたないうちに
「姉さん、事件です!」のフレーズが浮かんじゃった人は、たぶんドラマ好きさん。
というのも、1990年から高嶋政伸主演で放送され、
その後シリーズ化されたドラマ『HOTEL』のテーマ曲、
島田歌穂さんが歌う♪ステップ・バイ・ステップはカバー曲で、
その元歌、カーリー・サイモンの同名曲が主題歌だったのが
今回の作品「ワーキング・ガール」なのです。

はい、前置きが長くなりました。

「ワーキング・ガール」は、ウォール街の投資銀行で
秘書として働くテス(メラニー・グリフィス)が主人公。
ある日、新しく上司として赴任してきたのは、
同性のバリキャリ(今や死語?)のキャサリン(シガニー・ウィバー)。
自由にアイディアを出すことを認めてくれた上司に、キャリア志向のテスのやる気は一気に上昇。
チャンスがやってきたと喜び、ある合併話のアイディアを出したテスだったが、
とあることでキャサリンの本心を知ることになり・・・・・・。

キャサリンの恋人で、仕事のパートナーとして出現するのがジャック(ハリソン・フォード)。
若き日のハリソンはやっぱり男前~、しかも不器用そうな感じもまたいいの。
それにしても、常々思っていたのですが、ハリソンってラブシーンがあまりお上手でないですよね。
え?そういう演技なの?彼の作品全部見てから言えって?

まあ、どちらにしても不器用な男、ジャックはどちらの女性を選ぶのかってことも、
結果の予想はつきつつ、ストーリー展開とともに楽しみです。

さて、これ観ながら何食べる?

この映画でもう一つ話題になったのは、ニューヨーカーOLのファッション。
スーツにスニーカー、流行しました。
イメージ的にスーツにストッキングにスニーカーっていう
アンバランスな感じを記憶はしてましたが、
映画を観ると、ストッキングにソックスを履いて、スニーカーでした。
そしてオフィスについたら、スニーカーとソックスを脱いでパンプスに。

ニューヨークの街で働く人は、1分1秒を無駄にしたくないとばかりに、
ガンガン歩きながら、ランチも食べちゃう。
映画にもそんなシーンが出てきます。

そんなわけで、映画は歩きながら観る必要はありませんが、
食べるのは、食べ歩きにもぴったりな? 原宿ドックでいきましょう。
チーズ味とかカスタード味とか、今もパン屋さんのメニューにあったりしますが、
なんだか見るたびに80年代を感じてしまっていたので、
1988年の作品「ワーキング・ガール」にもなんだかハマる気がします。

髪型やメイク、ファッションにも80年代の香りがプンプン。
そして女性の働き方にも時代が反映されています。

監督は映画『卒業』や、数々の舞台演出も手がけたマイク・二コルズ。
昨年(2014年)に亡くなられています。
そういう意味でも時代を感じる、『ワーキング・ガール』は、原宿ドックとともに。
夏場は冷蔵庫で冷やしてしっとりしたところを食べるのもいいのでは?
(Kuri)

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