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ユージュアル・サスペクツ

サスペンス

呑気に食べている場合ではない。
そんなことを言ったらこの「食べ頃シネマ」はいったいどうなっちゃうのか?

しかし、『ユージュアル・サスペクツ』は、始まってすぐに緊張がはしり、それがおしまいまで続くのだ。

ヴァーバル・キント(ケヴィン・スペイシー)は、大量殺人事件の真相を知る人物として
クイヤン捜査官の取り調べを受ける。
ヴァーバルは、マクマナス、ホックニー、フェンスター、キートンという
それぞれ前科のある4人と犯した罪について、記憶をさかのぼりながら、告白をする。
その中に出てくるある男の名前、カイザー・ソゼ。
捜査官が目星をつけた犯人は、元汚職警官のディーン・キートンだ。
真実はどこにあり、誰が知っているのか?謎の男、カイザー・ソゼとは。

ちなみに、フレッド・フェンスターという、チンピラを演じているのは、若き日のベニチオ・デル・トロ。
フェロモン出まくりの古谷一行似と言われる彼だが、今作ではどこからどう見てもチンピラ。
ちょっと愉快なほどにチンピラなので要注目。

さて、開始早々緊張がつづくこの作品に合わせてテーブルにスタンバイしたいのは、
焼き枝豆。
「またお酒のおつまみ系じゃん!」というツッコミもごもっとも。
しかし、今作ではお酒はオススメしない。あえてNGと言おう!
というのも、彼らの人物相関図を追うのは結構ハード。
この謎を解く鍵は? 黒幕は誰?
カイザー・ソゼって何者なのよ!! とガッツリ考えながら見たいんだもの。

焼き枝豆は、茹でた枝豆をフライパンでささっと皮ごと炒め、ほんのり皮に焦げ目がついたら出来上がり。
冷凍の枝豆を解凍してから水気が飛ぶまで炒めるのもいいかも。
枝豆には、塩+あらびき黒コショウをふりかけてスパイシーに仕上げよう。

ケビン・スパイシー……って、ダジャレてるわけじゃない。
コショウのスパイシー加減が、この作品にマッチするってこと。
騙されたと思ってやってみて。
『ユージュアル・サスペクツ』って、そういう作品。ニヤリ。
(Kuri)

食べシネでも利用中!

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