世界中にたくさんのファンがいるキャラクター、だから自分も知った気になっていることって案外多い。
この熊のこともきっとそう。
彼の名はパディントン。
知っているけど、知らなかったよ、彼のこと。
日本に来たのは第二次ベビーブームより前だったようだ。(書籍として)
そんなわけで、彼のことを知りたくて映画「パディントン」を観た。
彼のトレードマークといえば、あの赤い帽子。
あれは彼がイギリスはロンドンに来るきっかけをくれた人からもらったものなんだ。
青いダッフルコートを着るようになったエピソードも、心があったかくなったなぁ。
彼はたった一人(1頭)で長旅の末、ロンドンにやってくる。
そして素敵な家族、ブラウン一家に出会うんだ。
素敵って一口に言うけど、家族だからいろいろあるよね。
正体不明の熊を自宅に招き入れるなんて、そう簡単じゃないものね。
そうそう、彼をパディントンと名付けたのも、心優しきミセス・ブラウン。
その経緯は案外単純で、でもだから長く愛されるキャラクターになったのだよね、なんてこともわかるよ。
もっと言えば、彼がなぜ英国紳士としてのたしなみを身につけているか、知ってる?
そのきっかけも、へぇーそうだったんだぁ、と納得。
でも、でもね、やはり彼は熊だから、アクシデントは起こるわけで、
そこはそれ、ヒャヒャヒャと笑えちゃう。
あーらら、こーららと笑えちゃう。
ちょっとちょっと、大口開けて笑い過ぎてますわよ、コホン。
では英国に敬意を表して、スコーンと紅茶をご用意あれ!
外はサクサク、中はしっとりのスコーンには、
無加糖のホイップクリームをたっぷり添えて。
ジャムは、絶対マーマレードにしましょ。
ストロベリーやブルーベリーじゃダメかって?
まあ、それは映画を観ればわかります。
紅茶は茶葉でもティーバッグでもOK。でも、しっかり指定の分数をかけて抽出しなくちゃね。
おっと、あまり落ち着いてもいられない。
映画では、パディントンとブラウン一家の前に、敵が立ちはだかるのだ。
敵役、ミリセントを演じるのは、ニコール・キッドマン。
あのニコールにあんなことさせちゃったり、あのパディントンにあんなことさせちゃったり
するところは、吹き出し注意。
伏線たっぷり、ピタゴラスイッチ好きの大人も楽しめる「パディントン」。
スコーンと紅茶は、予想以上にパクパクいただけちゃいますわよ。
(kuri)