ンワッ、ンンッ……。
食べながら喉をつまらせる可能性ありです。
見ながらむせる可能性ありです。
どうぞお気をつけください。
1992年公開の日本映画です。
タイトルは「シコふんじゃった。」
その名の通り、相撲の話です。大学の相撲部のお話です。
教立大学相撲部は、存続の危機だった。
相撲部顧問 穴山冬吉(柄本明)に呼び出された大学生 山本秋平(本木雅弘)は、
今でいうところの典型的なチャラい大学4年生。
卒業のための単位を与える代わりに出された条件は、相撲部の試合に出ること。
まわしをふんどしと呼ぶほど、相撲に興味のない若者が、
部員集めから、試合、合宿を経験するも、相撲部の勝利への道は遠い。
問題だらけの部員たちとともに、笑顔で勝利をつかむ日は訪れるのか?
いわゆるスポ根とも違う、青春バラエティーとでも言おうか。
飾らず、力を入れず見られる映画なわけです。
いつもは「コレ見ながらコレ食べない?」と食べ物をご提案するわけですが、
今回は、格好までご提案したくなるのです。
どうぞスウェットで。なんでしたら上下スウェットで!!
そうして、塩むすびを頬張りながら見てください。
ンワッ、ンンッ……。
お伝えしたように、食べながら喉をつまらせる可能性ありです。
見ながらむせる可能性ありです。
くれぐれもお気をつけください。
でも、汁ものも、お茶もこちらではご用意できません!
だって頬張りながら見て欲しいのですから。
具もいりません。
ふんわりむすんだおむすびが美味しいことは百も承知ですが、
ここで食べる塩むすびは、結構ガッシリ、シッカリむすんであってもいいのではと思う次第です。
周防正行が脚本・監督を努めたこの映画。
さまざまな大学相撲部が登場しますが、その名前がバカらしくて笑ってしまいます。
謎を解く必要もないほど単純でバカらしいところも素直に笑ってしまいます。
だからスウェット上下と塩むすびでキマリなのです!
(kuri)
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