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裏切りのサーカス

サスペンス

シブイ。久しぶりにシブイ映画の登場です。
『裏切りのサーカス』

時は1973年のイギリス。
サーカスとは、英国諜報部の通称。
タイトルの通り、このサーカスの中に裏切り者がいる、それは一体誰なのか?というお話です。

そんな風に単純に言ってしまっては「なぁんだ!」ですが、単純に観てられないのがこの作品のシブイ所なのです。
では、何がシブイのか、具体的にあげてみましょう!!

・イギリスとソ連の関係がシブイ
冷戦時代真っただ中。東西冷戦といえば、アメリカとソ連を扱ったものが多いですが、
イギリスの英国諜報部(通称:サーカス)とソ連のKGBとの緊迫した関係がここでは軸になっています。
裏切り者、つまりKGB側のスパイを、作品の中では「もぐら」と呼び、じりじりともぐらを穴からおびき出していく
大人たちがシブイのです。

・俳優陣がとにかくシブイ
ゲイリー・オールドマン、コリン・ファース、トム・ハーディ、ジョン・ハート、
そして、今をときめくベネディクト・カンバーバッチなどなど
どの俳優も、映画に一人いるだけで、「あの人がうまかったよね~」とか「結局全部持って行ったよねー」とか
言われちゃうようなシブイ演技ができる人ばかりなのです。

・はっきり言って一度観ただけではわからないのがシブイ?
そうなのです。複雑かつ巧妙な展開で、とにかくわかりやすい映画ではないというところが、
いさぎよくてシブイのです。
イラストに書かれているキーアイテムに注目しながら、まずは一度目をどうぞ!

どうぞ!と言えば、この映画のお供です。
今回は、角切りのスイートポテト、まぁ、大学芋ですかね。
裏切りと角切りをかけたわけでもないのですが、このキューブ状になっているところがポイント。
登場人物たちのどの面が出るのか、サイコロみたいな感覚で。
さらに、ここにシナモンをかけて欲しいのです。

サーカスの面々と、彼らを取り巻く人たちとの関係はスイートではなく、スパイシー。
大人な映画に、大人っぽいお供で!
(Kuri)

食べシネでも利用中!

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