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E.T.

ファンタジー・他

不惑の年を過ぎたあたりから上の人なら、ほとんどの人がやったことがあるのではないだろうか。
指と指を突き合わせて「イ~ティ~!!」と。

そう、スティーブン・スピルバーグの「E.T.」のあの有名すぎるシーン。
でも、有名すぎて、あのシーンはラスト近くに出てくるのだと勘違いしていた。
実際には、エリオット少年が指を切った時に、E.T.の指が光り、傷が治るという、
E.T.のパワーを知るシーンなのである。

ジョン・ウィリアムズのあの音楽も印象的。
あれを聞けば、イコール宇宙を思い浮かべることができるし、
自転車も空を飛べると信じることが出来るという具合。

そうやって、記憶は映像や音楽とともに、インプットされている。
時に正確に、時に曖昧に(笑)。

大人になって、この映画を観ると、大人の仕掛けがいろいろ見えて楽しい。

エリオットの妹、ドリュー・バリモア演じるガーティがベッドでママに読んでもらう絵本は
「ピーターパン」のティンカーべルのシーンであるのもそうだ。
「信じれば願いは叶う!強く信じればティンカーべルはまた目の前に現れる」と
ママが読んだ部分は、E.T.とエリオットの間でも起こるのだ。

もっとわかりやすいシーンは、ハロウィンの日、森に向かう子供たちと
シーツを被ってお化けに扮したE.T.があの「スターウォーズ」のヨーダとすれ違うところ。
ここでは、ヨーダの曲がバックに流れている。

でも、この映画を大人目線で見るのは、やっぱり間違っているかもしれない。
キッズたちが、ある日突然目の前に現れた、決して可愛いとは言えない!?、
E.T.と臆せず心を通わせられるのは、「童心」があればこそ。

そんなわけで、誰の心の中にも眠っているはずの童心を呼び起こすために、
この映画のお供に選びたいのは、グレープソーダ。
いや、あえて、ファンタグレープと断言してしまおう!
今は、ひょうたんみたいな丸っこい形のペットボトルで販売されているが、
気持ちは、手で持つ部分がいい感じにギザギザしているあの瓶に入ったファンタグレープで!

アメリカの少年少女気分をさらにプラスするなら、筒状のパッケージに入ったポテチもどうぞ。

そして、誰かと一緒に見たら、久しぶりに指と指を突き合わせて
「イ~ティ~!!」とやっちゃうのもアリさ。
(Kuri)

食べシネでも利用中!

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