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アマデウス | 食べ頃シネマ
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アマデウス

サスペンス

天才と呼ばれた音楽家 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。
35歳という若さでこの世を去った彼を光と言うならば、その陰に存在したのが
アントニオ・サリエリ。

イギリスの劇作家によって書かれ、
ブロードウェイで上演された戯曲『アマデウス』の映画化作品。

まず用意したいのは、マロングラッセ。
どうやら甘いもの好きのサリエリ(F・マーリー・エイブラハム)と、
下宿屋の娘でモーツァルト(トム・ハルス)の妻となった
コンスタンツェ(エリザベス・ベリッジ)が対面するシーンで登場するのが、このスイーツ。

ちなみに、1970~80年代に活躍した琴風という相撲力士は、

親方にスカウトされた際にマロングラッセを初めて食べて、
その美味さで堕ちたという知る人ぞ知るエピソードがある。

おっと、いけない、相撲取りとアマデウスになんの関係が!
しかしながら、コンスタンツェもおそらく生まれてはじめて食べたその味に、
まぁるい目をさらに丸くして、ひとつ、またひとつと食べるシーンが登場するのだ。

甘いものを食べたら、当然しょっぱいものも欲しくなる。
塩がきいたクラッカーでもなんでもいい。
交互に口の中をあまじょっぱくしていこう。

そうしているうちに物語は、モーツァルトの栄光に比例するように
サリエリの嫉妬にクローズアップされていく。
そして、モーツァルトが命を落とすまでの残りの日々は、
ドロッとした感情とともに苦味を増していくのだ。

スイーツの傍らには、ブラックのコーヒーか、渋めに入れた紅茶か、
はたまたスパイシーな赤ワインでもよさそう。
ミルキーな飲み物ではなく、少し渋みや苦味のあるものとともに、
エンドロールを迎えて欲しい。
(kuri)

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