最強のふたり

By tabecine, 2017年10月18日

アース・ウィンド&ファイアーの♪セプテンバーが始まってすぐに大音量で流れます。
あれ、これフランス映画だったよね?

すっかりご機嫌になって、ふたりを見るのです。
「最強のふたり」。

一人はフィリップ(フランソワ・クリュゼ)。
お金持ち、事故により首から下が不自由な体となり、車椅子生活を送っています。
彼のお世話をする介護人の募集をかけると、たくさんの応募があるのだけど、
なかなか難しいようで。

一人は、そのフィリップの元にやってきた無職のドリス(オマール・シー)。
家庭環境はどうにも円満と言えそうもなくて、面接も、失業手当てのための
便宜上のサインが欲しいだけのよう。

この水と油みたいなふたりが、雇い主と雇われ主、
介護される側とする側になるのだけど、
どうしてドリスは雇われて、なんでフィリップは気持ちの変化を見せていくのかは、
本編でしっかりチェックして欲しいところです。

永年この屋敷に務めるフィリップの助手イヴォンヌ(アンヌ・ル・ニ)や、
秘書のマガリー(オドレイ・フルーロ)など、
その他のキャラクターもいかしています。
よく、水と油の二人を描くドラマでは、周りから固めていき、やがて・・・・・・
というパターンがありますが、
最強のふたりのドリスは、フィリップに対して最初からバシバシと
距離近く相対していきます。
その加減が、いや、加減のなさがなんともユーモラスで、
ニヤついてしまうこと多々あり。
人間らしくて、いろいろなフィルターをさくっと外してくれるのです。

テーブルには、チキンのハニーマスタード焼きを用意しましょう。
ハニーとマスタード、この一見相容れない二種が、絶妙に合うことは、
この料理がもっとも表してくれるはず。
ワインと共にいただくなら、せっかくなので、フランスワインにしちゃいましょ。

甘いの?辛いの?しょっぱいかな?いや、ちょっと酸っぱいかしら?
なんだか人生にも似ているような。
それこそこの「最強のふたり」のストーリーが、実在する2人の人物を
モデルにしていることからも表されています。

アース・ウィンド&ファイアーの曲に、ゴキゲンになりつつ、
エンドロールもぜひしっかりと見届けてくださいね。
(kuri)

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